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NO104 コロナ感染の世界

2020.07.18

感染症を題材にした小説が、書店に多く並ぶようになっています。
小松左京氏の「復活の日」は、戦争の道具として開発されたウイルスが意図せずに蔓延し、ほとんどの人命を奪うところまで広がってしまう内容になっています。最後に南極大陸だけが残るという結末に、国家・民族の間で争いがある限りは、いつか破滅へ向かうことを示唆しているように感じます。時代が変わり、経済戦争という場面が増えてきた現代であっても、警笛として受け取る必要がありそうです。

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