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NO143 インボイスへの対応

2023.11.12

国税庁長官がインボイス制度導入後においても、税務調査の現場では軽微なミスについて柔軟に対応する方針であるコメントが出ていますが、これに対する反応は様々でした。
1.こんな面倒な作業はやり切れないから当たり前のコメントだ
2.行政庁たる国税庁が曖昧な対応をすることを方針として口外するのはあり得ない
3.これまでの税務調査の現場から見ても、今後も同じ方針であることを示したに過ぎない
4.税務調査では、重大な課税漏れがないかを見ているという国税庁のプライドを示した

過去の実例を紐解けば、帳簿保存要件を満たせず仕入税額控除が否認された事例や請求書保存要件を満たせず仕入税額控除が否認された事例もあります。
しかし、その多くが、税務調査へ協力しなかったことにより帳簿確認ができなかった場合や、金額が大きい場合、消費税還付をうまく使うために策を弄している場合などです。税務署に対して挑戦をするような課税処理をする場合は、形式基準に対してより注意を払わなければ足元をすくわれます。

人が作った法律を人が運用し、人が適用状況を確認し、人が指導・是正するという当たり前のことを考えれば、インボイスにおいても悪質・大口がターゲットの中心になることは自明の理です。

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