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NO106 コロナ禍における決算対策

2020.09.04

何とか黒字にしたい、とは、社長であれば誰しも強く願っています。黒字といえば、一般的には損益計算書の当期純利益を指しますが、その計算根拠となる会計基準の適用によって、大きく左右されます。数ある会計処理の方法の中から、その会社の経営や財政の状況を正しく把握できるような方法を選択することになります。取る方法によって、赤字と黒字の分かれ目になることも出てきます。
また、当期純利益が赤字であっても、経常利益がどうなるか?という論点もあります。コロナによる休業要請を受けて生じた損失を特別損失に計上した、という大手企業の報道も、いくつか目にとまってくるようになりました。
私たち税理士にとって、コロナ禍においては、なおさら、社長としっかり詰めておきたい部分です。

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