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NO120 仕事と誠実に向かい合う

2021.11.07

仕事を誠実に行うということは、当たり前のことではありますが、これをやり切れる人はそこまで多くはありません。自身を振り返っても反省すべき点が多々出てきますが、人から指摘される以外にも、周りを見て気づかされることもたくさんあります。

ただ、誠実な仕事をしようと思って、一生懸命丁寧な仕事をしっかり時間をかけてするだけでは片手落ちです。

仕事はボランティアではなくビジネスですから、継続するためにも利益をあげる必要があります。
また顧客側もビジネスですから、顧客にも利益をあげてもらうために、少しでも安く提供する必要があります。
良い仕事を安い価格で提供し、こちらも儲ける。これが持続可能な誠実な仕事です。

顧客が求めていない、提供側の自己満足の時間を費やして、それを対価に含めていたら、それは誠実な仕事を提供したとは言えません。しかし、それを対価に含めなければ、提供側が息切れをして続けられません。

顧客に誠実な仕事をするということは、丁寧な仕事をすることに加えて、顧客目線での無駄の排除・効率化による生産性の向上を、常に課題として取り組み続けることでもあります。

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