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NO51 クライアントの身を守る

2018.07.13

専門家は、クライアントの身に降りかかるあらゆるリスクを想定して、それらを事前に除去するように手を講じるものです。手術よりは治療を、治療よりは予防を、という考え方です。しかし、クライアントの身を守るために専門家が身を挺するというのは誤解です。事前にどれだけのリスクを想定し、どれだけの予防策を提供するかが、専門家の価値とも言えます。これらの仕事をやり切れないまま、リスクが顕在化してしまうと、専門家はクライアントから責められる立場になります。専門家は自らの身を守るためにも、クライアントの身を守らなければいけないのです。

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