日本だけが沈むのか?・・(国家は人なり)
2010/06/23
「ギロギアッパ」というのをご存じだろうか?・・韓国社会においてその競争社会に勝ち抜くために、母子は海外に留学し、韓国企業に残り働き仕送りを続ける父のことを言うそうです。最近その父親のその寂しさゆえの自殺が社会問題になっているという。まさに命がけ(父の・・)の競争社会?・・。
韓国や中国人の留学生が増える一方で、日本人の留学生の数がどんどん減っているらしい・・。せっかく入った一流企業で、海外に転勤を言い渡された途端に「行きたくない」と辞めてしまう。親も賛成しているという・・。やはりグローバル社会に日本だけが取り残されてしまうのでしょうか・・。そういえば、わが社の退職者の共通点も「叱られる=辞める」です・・。
サムスンの大躍進に沈みがちな日本企業ですが、サムスンにて生き残る人の違いは「挑戦意識」と「達成感意識」の差だそうです。そして日本企業との差は「日本一」が好きな日本企業と、「世界一」が好きな韓国企業との差であるとも・・。もっと明確な差は、「危機感」の欠如の差だと思うのですが・・・
では、中国の発展、躍進は?と見れば、あの「一人っ子政策」の歪みがジワリジワリと押し寄せてきていると言う・・。人(財)の教育・育成を誤ると、その国家は滅亡してしまうというのは間違いありません・・・。

格物致知
2010/05/17
過日、大阪にて開催された「社内木鶏成功事例発表大会」に参加させていただきました。当社のお客様である。アルメック株式会社様の発表が行われたことによります。「ものに限らず、あらゆるものの価値を再生し、社会に還元していきたい」という思いの『活力再生工場』をテーマに掲げ1,000人を超える聴衆の前で見事な発表をされていました。
やはり経営者が熱い会社は、役員、幹部、社員全員が熱い!!!
第二部にて、主催者である致知出版社代表の藤尾秀昭氏の講演が行われ、大変参考になる話題に溢れていましたので一部ご披露・・・
・成功する人=今の場を受け入れ、そこを必死に磨き続ける人
成功しない人=他にもっと良い場はないかと、いつも探し続けている人
・成功する人=自分の会社の社長を褒められる人
成功しない人=他社の社長ばかりを褒める人
・「尊敬」の心が失われてしまった日本
20ヶ国の中学校で、「先生を尊敬できるか」の統計をとったところ、1位韓国(92%)、2位米国(90%)、3位中国(85%)と続き、日本はなんとダントツ最下位、それも19位でも70%あるのに、日本はたったの21%・・・・・・
まさに「沈みゆく日本」・・・・大人の責任である、教師の責任であり、何より日教組合の・・・?
・「成人の学」
① 徳性を養う(=人間学)
② 知識・技能を養う(=時務学)
この人間学が学ばれることが無くなり、このままでは21世紀中に日本という国はなくなってしまう・・
・松下村塾を開き、高杉新作・伊藤博文ら数々の偉人・英傑を育てた吉田松陰が、育てられなかった3人の生徒の共通点=憤(エネルギー)がなく、「成功する」という感性がない
・子供の教育に必要な3つの躾
=「オハヨウの挨拶」・「ハイという返事」・「靴を揃える」ただし、「ツ」がつく間、つまり9歳までに教えること!
・「変化し続ける人」とは、「学び続ける人」であり、「無限の前進が出来る人」
その他、或る先生曰く、「76歳から86歳までが一番成長を実感出来た、90歳まで生きなければ人生はわからない、更に成長はそこから」
・・・・など豊富でした

朝令昼改・・・
2010/04/28
組織を有効かつ機能的に動くようにあれやこれやと弄ってみるのだが、ますます機能不全に陥ってしまう・・・。恐らく多くの経営者が同じような悩みをお持ちだろうと思う。
当社もご多分にもれず代表者・役員・部長・課長・主査・一般職といったピラミッドをつくってはみたものの、機能するどころかますます生産性が低下していく。これはピラミッド型が古く、フラット型が良いといったものでもない。型の問題ではなく、時間の問題なのではと思う。原則的に上級職ほどその組織での所属期間は長く、その時間の経過とと共に、本人も知らないうちに飽きと、マンネリと、勘違いによって、変革に対して抵抗感が強くなり、上にいくほどボトルネックになりがちで、その結果組織は硬直していく。
改善方法として「クラッシュ&リバース方式」が必要で、一旦組織を解体してしまい、そのうえで再度構築し直す。ピラミッド→クラッシュ→フラット→ピラミッド→クラッシュを繰り返しながら「組織の質」を昇華させていくわけです。かなりの勇気と信念と馬力を必要としますが・・・。
ドラッカー曰く「古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法である」と言っている通り、環境の変化にあわせて人の意識も(前向きに)変わっていくようにしなければなりません。ドラッカーも松下幸之助もともに「変化が激しいなか、朝礼昼改でもいいではないか」とおっしゃっているわけですから。

「ブスの25箇条」
2010/04/09
致知という雑誌で「運をつかむ」という特集があり、その中で元宝塚宙組男役トップスターの貴城けいさんの記事で「ブスの25箇条」の紹介が載っていました。
ある一時期、歌劇団の誰もが目にする場所に貼り出されたもので、誰が何の目的で貼ったのか誰もわからない(いつの間にか外されていた)まま、しかし誰もが見入っていたという不思議なエピソードとともにご自身の運のつかみ方について話されていました。
なるほど!の25箇条をそのまま拝借・・・・ナットクですよ・・・・。
・ 笑顔がない
・ お礼を言わない
・ 美味しいと言わない
・ 目が輝いていない
・ 精気がない
・ いつも口がへの字の形をしている
・ 自信がない
・ 希望や信念がない
・ 自分がブスであることを知らない
・ 声が小さくイジケている
・ 自分が最も正しいと信じ込んでいる
・ グチをこぼす
・ 他人をうらやむ
・ 責任転嫁がうまい
・ いつも周囲が悪いと思っている
・ 他人にシットする
・ 他人につくさない
・ 他人を信じない
・ 謙虚さがなく傲慢である
・ 人のアドバイスや忠告を受け入れない
・ なんでもないことにキズつく
・ 悲観的に物事を考える
・ 問題意識を持っていない
・ 存在自体が周囲を暗くする
・ 人生においても仕事においても意欲がない

「運」・「縁」・「寿命」
2010/03/12
「人生は運と縁と寿命が大事」・・・・そう仰るのは宝生流シテ方能楽師の今井泰男さん。90歳にして現役の能楽師として舞台に立ち続けています。今でもお酒を飲みに出かけても電車で帰ってくるし、一日中山中を歩きまわりながら、渓流釣りに興じていらっしゃるという。
よほどの健康の持ち主かと思いきや、大腸がんで腹を切ったり、心筋梗塞や大動脈乖離で三度も死にかけているし、若い時に戦地で赤痢に罹って死にかけた時には思わず閃いたニンニクを遮二無二焼いて食べみごと生還と、なかなかの体験。「生」に対しての運と勘の良さが人一倍優れていらっしゃるんでしょうね。
その今井さん曰く、「お金や、地位や、名誉を見て『偉い』ってのは間違い、人間そのものを見て、その立ち居振る舞いが立派かどうか、つまり『できた人』かどうかが大切」と説く。「その本質を見ろ」と・・・なるほど!!
ちなみに、日本の平均寿命が男子が79.19歳と、アイスランド(79.4歳)、香港(79.3歳)に次いで世界第三位であり、女子に至っては、85.99歳となんと23年間世界一の座をキープ。
間違いなく日本は世界に誇る長寿国なのですが、大切なことはその寿命を如何様に全うするかなんですよね。現役を終えた人たちがダラダラと余生を送る時間がただ長くなっただけではいかにも寂しいし、国家情勢からしても好ましくないのでは。
「長生きも芸のうち」といえども、この今井さんのように「閃いて、ときめいて、輝いて」の長寿を目指したいな!!

Social Ennovator 「社会貢献企業家」
2010/03/05
山梨県に山梨日立建機という会社があります。名前のとおり日立建機の特販店です。
その会社の社長さんである雨宮清さんは、中学卒業後、上京して大型クレーン車の整備職を経て、その後故郷である山梨市に戻り、独立し今日に至っているそうです。
1994年に商用で訪れたカンボジアで、内戦時にばら撒かれた地雷によって手や足を奪われた人たちをみて衝撃を受けた。恐らく殆どの人がただ通り過ぎるだけの風景に対して、「人のためになる人間になりなさい」という声が聞こえてきて、対人地雷除去機の開発・普及に邁進することに決めたそうです。
現在世界には一億個を優に超える地雷が埋まっており、年間三万人が被害を受けていると言います。ご本人もニカラグアで爆発により左耳が聞こえなくなってしまったり、大腿骨骨折をしたり、アフガニスタンではタリバンに拘束されたりと大変危険な目にあっているにも係わらず止めようとする気配は無い。実効性・継続性の無い援助活動は意味が無いと断行しているそうです。
採算的にも厳しく、紛争国ではいくら除去しても地雷の数はそれ以上に増え続けていると聞くが、諦めたら終わりで「ソーシャルイノベーター(社会貢献企業家)」が当社の志すべき道であると信じているそうです。
まさに「本富」になって頂きたい大本命のお一人です。

「本富」・「末富」・「姦富」
2010/03/03
安岡正篤教学の一つである「貨殖列伝」では、財をなした富豪たちの生き方を掲げて人が生きていくうえでのモラルについて説いています。
そこにおいては世の富豪の富を「本富」・「末富」・「姦富」に分けています。
本富とは衣食住の生活に関わり世の中の直接役に立つ仕事によって利益を得た人を指し、末富は金融やサービスなど、本富を補完する仕事で利益を得た人を指し、そのどちらにも属さない投機などにより、いわば濡れ手に粟の商売などで富を得た人を姦富と指しています。
「職業に貴賎なし」とも言うように、決して投機家や濡れ手に粟ビジネスを非難するつもりも無いし、むしろ投機家の存在はとても大切だと思うのですが、やはり実業・実態ビジネスの元気・繁栄が無くては世の中に光明はさして来ません。また、姦富は一時的には儲かっても、瞬時に消えてしまうものです。やはり永続的な発展・繁栄のためにはこの
「本富の利 = 世の中のお役に立っての利益」
が必要なのでしょうね・・・

働きたい会社VS来て欲しい人材
2010/02/26
日本経済新聞社の就職希望企業ランキング(総合)によると、1位東京海上日動火災保険、2位三菱東京UFJ銀行、3位三井住友銀行となっており上位10社のうち金融・保険が半数(4位日本生命、7位三菱UFJ信託銀行)を占めていました。
やはり「規模・一流・安定」志向はますます増えていっているようです。今の社会情勢からすると致し方ないのかも知れませんが。
志望理由の1位は男女とも「仕事が面白そう」だったんですが、その次の理由は女子が「社風」を掲げていたのに対して、男子はやはり「規模」を掲げており、また就職観でも女子の「社会に貢献できる仕事がしたい」に対して男子は「一生同じ会社で安定的に働きたい」が重視項目として多数を占めており、ここでも肉食系女子と、草食系男子の傾向が垣間見られる結果となり、已むを得ないと思いつつも複雑、心配、落胆・・・(笑)
一方企業サイドとして望む人材は、「不撓不屈」・「未来志向」・「創造力」・「変化を恐れず」・「積極的」・「チャレンジ精神」と相変わらずの常套句が続く。
こうして求職者と求人者のギャップはますます広く、深くなっていき、国際競争力はますます削がれていってしまうのでしょうか。
やはり、企業にとって必要なことは「人材を育てる環境の整備」であり、そこに働く者は「自ら切り開く気力(ココロ)・体力(カラダ)・能力(アタマ)を鍛える姿勢」が必要なのではないでしょうか。
まずは国家が政治家が先陣を切って、と望んでいては未来永劫に・・・なんてどうしてもネガティブ思考になってしまいそうな就活期であります。

話題徒然怱々
2010/02/15
・ キリン VS サントリー(経営統合断念)
→ やはり同族会社と公開企業では無理が・・・。企業風土があまりにも違っていたわけで、これでよかった、良かった。業界紙などは「こんなことで世界的な再編の速度についていけるのか」などと宣っているが大きなお世話。創業一族にサイレントマジョリティーを求めるほうが間違っているわけで、サントリーの企業風土はトヨタの「カンバン方式」とともにある種の「国家財産」だと思うんだけどな・・・
・ 小沢事件とトヨタ「リコール」問題
→ 嘗て田中角栄首相の中国政策に対してロッキード事件が発覚したように、今回も小沢さんの中国大訪問団に対して政治資金規正法違反事件が発覚?
そして普天間移設先問題にガタつく民主党政権に、時を同じくしてトヨタのリコール問題が発覚。すわ「トヨタ、日米開戦の標的に!!」などと週刊誌は騒ぎ立てる。
本当に「トラの尾」を踏んでしまった結果なのでしょうか・・・?
・ 惜しい、上村愛子あと一歩・・
→ メダルを期待できただけに残念。といっても試合内容を見ればこれは已む無し。それよりも4年に一度のオリンピックに4回も出場しただけでもスゴイ。ましてや7位(‘98)、6位(‘02)、5位(‘06)、4位(‘10)はもっとスゴイ!!これで「今度は3位だから出て欲しいな」なんて野次馬はお気楽に宣う。
・ 朝青龍○○問題
→ どうでもいい事を、どうでもいい記者たちが、どうでもいい記事にして、どうでもいい人たちがこれに飛びつく・・・結果、朝青龍には、またしても大金が転がり込むことに。問題はこれに飛びつく人たちのあまりの多さで、その結果、欧米どころか近隣の亜細亜諸国からも蔑まれ、国家は疲弊する一方に・・・ってことに。大和民族よ、目を覚ませ!!

雇用(離職率の低下にみるホンネ・・)
2010/02/01
離職率の低下傾向が顕著になってきているらしい・・。特に人材不足に悩んでいた流通・サービス業での定着率が良くなってきているという。喜ばしいことには違いないのですが、問題はその理由が「退職しても就職先が見つからないから・・・」ということにあります。
先日、同業者の集まりで或る先生が「いい人材が安い給料で集まるので人材の入れ替えを一生懸命やっている」と言っていました。が、はたしてそれで良いのでしょうか?
某社にあっては「年間入社数と退職数が拮抗」しており、毎年200名程の採用にも関わらず社員の数は同じ・・ということになっていると言います。離職の原因としては次のようなことが挙げられています。
・低賃金労働
・人間関係(社風を含め)が合わない
・将来性が無い
・労働集約型産業
・不況業種 etc
その時代や経済状況により売り手(求職者)市場であったり、買い手(雇用側)市場であったりするのですが、「どっちもどっち!!」というのが本音です。雇用サイドにいる立場として些か求職者の方には厳しい言い方になりますが、「ヒトはいるが、人材(財)がいない!」と常々聞かされます。果たしてこのヒトは「本気」で仕事しようとしてるんだろうか?・・、明確な目的意識を持って「自己の人生を、この社会・国を、この世界・地球をどうすべきか」を考え、仕事を通じて自己実現の実践をしていきたいと思っているヒトがどれだけいるのでしょうか。
「政治が悪い、企業が悪い!」という前に、今目の前にある仕事をまずは受け入れ、結果を出し、そのうえでステップアップしていこうとしてみてはいかがでしょうか。





