人生とは 唯一度なるもの、再び闘う!
百尺竿頭一歩を進む
「最初から思うようにいかないことばかり、何か仕掛けても、大抵は失敗に終わった。それでも残りのわずかな可能性にかけて、ひたすら影の中を歩き、一つ掴まえたら、またその次を目指して歩き出し-そうして、小さな希望の光をつないで、必死に生きてきた。」・・・建築家 安藤忠雄の言葉です。
税理士事務所を興してから早や23年の歳月が経ってしまいました。大学を卒業してから、民間会社に就職し、デパート勤務からフルコミッションのセールスマン、果ては寿司店の職人から経営に到るまで実に数々の職業を転戦しながらたどり着いた成れのハテ?・・・
まさに失敗の連続、連戦連敗を繰り返しながら何とか今日までやってこれたのも、優秀なスタッフ陣と、寛容なお客様のお蔭以外の何物でもありません。いまさらでは有りますが関係諸氏に、ただただ感謝であります。
一念不生なれば 心肝を徹見す
今から15年前、メタボの身体を抱えて突然42.195キロのホノルルマラソンを走ることに・・・以来毎年のホノルルを恒例に、加え長野(オリンピック記念マラソン)、釧路(湿原マラソン)、沖縄(NAHAマラソン)、島田(大井川マラソン)、宮崎(青島太平洋マラソン)等々、各地のマラソン大会を転戦することになろうとは・・・。
更に、昨年9月より「四国巡礼歩き遍路」をスタート。阿波(発心の道場)、土佐(修行の道場)、伊予(菩提の道場)、讃岐(浬葉の道場)の四国八十八ヵ所、全約1,400キロの行程を繋ぎで歩き出しました。道中そこにお住まいのご婦人から「お接待」を受けたり、豪雨の中を傘も差さずに一日中歩き続けることになったり、第11番藤井寺から第12番焼山寺までの千年以上前の空海が歩いた道がそのまま残る「遍路ころがし」といわれる険しい山を三つ越える最中には、物の怪に出くわしたりと、まさに様々な修行をさせていただいています。
かのドラッカー氏の言葉をお借りすれば、「自らの得るべきところを知るのは、自らである。自らに高い要求を課すのも、自らである。飽きることを自らに許さないよう予防策を講ずるのも、自らである。仕事を心躍るものにするのも、自らである」の一環でありますと自ら言い訳を付け加えながら・・・。
仏説 摩訶般若波羅蜜多心経
この般若心経は、お釈迦様の説法をもとに弟子が伝えたものを、玄奨三蔵がそのサンスクリットの原典を漢訳して完成させたものだと言われており、元は「大般若波羅蜜多経」といって、実に600巻、文字にして60億40万字に及ぶ壮大な経典のエッセンスを抽出し、266文字にしたものだそうです。弘法大師、空海日く「分は一紙に欠け、行はすなわち14、謂うべし、簡にして要、約にして深」と言っています。
またこの「経」は「縦糸」と解され、布地は縦糸と横糸で織になり、表面は横糸だが、裏で表面の横糸をしっかり支えているのが縦糸であり、まさに「経済・経営・経理」の経はこの意味から来ています。
汝が信、不及が故に今日葛藤す
昨年の初めに当社の経営計画発表会において、お客様の危機は、すなわち即当社の危機でもあるとして、「大変だ、大変だ!このままいけば当社も泥船だぞ!」ってやったところ、「こりやいかん、逃げ出そう!」ってことになり、事務所は一時てんやわんやになりかけました。実は当社が生き残り、且つ勝ち進むためには、チェンジ・エージェントにより、表面化していない陳腐化してしまった思考を廃棄してしまう必要があったのです。実行に移すには大変な勇気と試行錯誤を伴うことになりました。その方法が必ずしも正しかったとは思いませんが、唯一失敗したなって思うことは「最後までやりきる勇気」を持ちえず、途中でトーンダウンしてしまったことでした。
ドラッカーも著書『ネクスト・ソサエティ』において、変化が常態であるこの激動の時代にあって、生き残るためには、チェンジ・エージェントにより、自ら変化を引き起こさなければならないとして、「チェンジ・エージェントたるための要点は、組織全体の思考態度を変えることである。全員が、変化を脅威でなくチャンスとして捉えるようになることである」と言っています。
再び、安藤忠雄氏(師)の言葉を借りれば「人生に"光"を求めるのなら、まず目の前の苦しい現実という"影"をしっかり見据え、それを乗り越えるべく、勇気をもって進んでいくことだ。-人間にとって本当の幸せは、光の下にいることではないと思う。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている、無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実が有ると思う」・・・かくして中途半端な変革が行われることになりました、反省・・・。
八風吹けども動ぜず 天辺の月
『そうだ、社長になろう!(起業の創経)』が2011年度のメインテーマです。
今や、電化製品等の世界的シェアは、パナソニックやソニーなど日本の企業8社を合わせても、サムスン1社には遠く及ばず、経常利益はその8社の合計の2倍以上あり、LG社を加えるともう韓国企業の独壇場だそうです。
ただし、このサムスン、LG、現代自動車3社で実に韓国経済(GDP)の7割にも及び、このうち1社でもこければ韓国経済は壊滅的になってしまうとも言われています。対して日本経済(GDP)は、あの世界のトヨタですら1%に満たないという。我が国420万企業のうち実に99.7%を占める中小企業が、世界に冠たる我が国の経済を支えて来たことは間違いありません。日本経済の復興には、やはり中小企業の復興抜きにはあり得ません。
当社創経グループは『会計力』を最大限に発揮して、この「起業・事業承継・経営再建」を積極的に支援してまいります。中でも「起業」は
(1)青年起業(=将来の日本経済復興の為に!)
(2)定年退職者の起業(=ドラッカー曰く「今
日の平均寿命と高齢者の健康状態から計算
すれば、嘗ての65歳は今日の75歳に相当し、
65歳定年は、元気で優秀な人たちをゴミ箱
へすてているようなものだ」といっています)、
(3)女性の起業(=女性起業の成功率は高い!)
を積極的に支援し、我が国、日本経済に再び
活力を呼び戻したいと真剣に考え、真摯に
取り組んでまいります。
税理士法人 創経 代表社員 岡田 紀夫







